都市国家を活用しよう
都市国家を上手く活用できているかな?今回は都市国家について話そうと思う。
都市国家ですか…割と適当に同盟してるので、あまり真剣に考えたことはないですね。
都市国家のボーナス
それではまず都市国家と友好・同盟した時の効果から見てみよう。下表はボーナスのみ書いたが、同盟時はこれに加えて都市国家の所持する資源を使うことができるぞ。
種別/時代 | 古代 | 古典 | 中世 | ルネ | 産業 | 現代 | 原子 | 情報 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
海洋 | 首都+3:首都以外+1 / (首都+2) | |||||||
軍事 | 17T毎に軍事ユニット供給(20T毎に軍事ユニット供給) | |||||||
商業 | +2 / (+2) | +3 / (+3) | ||||||
文化 | +6 / (+3) | +12 / (+6) | +26 / (+13) | |||||
信仰 | +4 / (+2) | +8 / (+4) | +16 / (+8) |
※括弧なしは同盟時、括弧内は友好時
これバランス取れてるんですかね…?パッと見の感覚ですが、文化都市国家が凄く強く見えますが。
そう思うのはお前のプレイスタイルが少数都市型だからではないかな。多都市運営している時は海洋国家が頼もしく感じるぞ。どの都市国家と関係を深めるべきかは、その場の状況に大きく左右されるだろう。状況にもよるが、貰える恩恵はどれも強力だ。
実際の所はどう思ってるんですか?
文化都市国家強すぎるだろう…中世に文化都市国家と同盟取れば文化力がほぼ倍増する。シャムなら友好だけでも結構な補助になるぞ。
ですよねー
都市国家の友好値増減
金銭贈与による友好値の増加と、毎ターンの減少値を見てみよう。
制度/ゴールド | 250 | 500 | 1000 |
---|---|---|---|
なし | 25 | 50 | 105 |
博愛主義 | 30 | 65 | 135 |
慈善施設 | 30 | 65 | 140 |
博愛&慈善 | 35 | 80 | 165 |
※上図はゲーム開始時の増幅値で、ターン経過で低下していく
性格/減少値 | 通常 | 文化後援or同宗教 | 文化後援and同宗教 |
---|---|---|---|
友好的 | 1 / (0.5) | 0.75 / (0.25) | 0.5 / (0) |
中立 | |||
不合理 | |||
敵対的 | 1.5 / (0.75) | 1.12 / (0.37) | 0.75 / (0) |
※括弧内=ギリシャ
ギリシャの友好値の維持っぷりが凄まじいですね。文化後援開けて同宗教なら減少値ゼロですか。
ギリシャは特別なのでさておき…大雑把な計算だが、大体こんなことが言えるだろう。
・およそ
10で友好値を1上げることができる。
・敵対的国家以外なら友好値は-1/T
→敵対的以外の都市国家との関係維持に必要なのは10G/T
毎ターン 10は結構な出費になりますね。
単純に考えれば無視できない出費になる。しかし都市国家と同盟すれば幸福資源が貰える。これで浮いた分、別の幸福資源を 7/Tぐらいで売却すれば維持費はぐっと下がる。
都市国家との関連維持が有利になる制度が沢山あれば、収支はむしろプラスになるかもしれませんね。
商業都市国家は特にやりやすいな。幸福資源と合わせて +7になるので、簡単に維持費以上の稼ぎとなる。都市国家の関係維持費は言うほど高くないのだ。自転車操業でガンガン友好値を稼ぐといいぞ。
同盟のリスク
ここまでは都市国家同盟での良い事ばかりを書いたが、当然リスクはある。代表的なのが買収合戦と政変合戦だ。これが始まると維持費で がガンガン減っていく。
買収合戦は友好値が積もる分まだマシですが、政変合戦になると辛いですね。あまり泥沼になるようなら手を引いた方がいいかもしれません。
対策としては友好値を高い水準(300程度)で維持などが挙げられる。いっそ宣戦してしまうのも手かもな。
戦争と言えば、同盟関係の都市国家が戦火に巻き込まれるのもリスクですね。近くにあればともかく、遠くの都市国家を守るのは難しいです。
同盟関係を結ぶのは近場を優先した方がいいだろうな。他文明近くの都市国家との同盟は外交問題にもなる訳だし。
後は都市国家キラー達の脅威ですね。他国の同盟を快く思わないギリシャやシャム、力ずくで併呑するモンゴルを始めとした戦争狂、文明特性で併呑するヴェネチアにオーストリア…枚挙に暇がありません。
邪魔が多いようなら、都市国家の積極的な活用は止めた方が無難かもしれんな。特にヴェネチアはいくら友好値が高かろうとヴェニスの商人で即座に傀儡化してしまうので要注意だ。
都市国家の運用も中々奥が深いですね。
都市国家との同盟は良い事ずくしではない。しかしそれを補って余りある恩恵ももたらしてくれる。資金力と相談して活用していくと役に立つぞ。
それでは今回はこの辺で。
良い都市国家ライフを。