ブーティカの爆撃機で制覇勝利
BNWになって戦争や拡張がすっごいしんどくなったな。
そうですね。その原因でパッと思いついたのはこんな感じでしょうか。
- 戦争しかけた時や都市落とした時の好戦的ペナルティがきつい
- 制覇条件が全首都保有になった
- 1都市につき5%の科学ペナルティがきつい
- 幸福施設の性能低下
- 主流でない思想を採用していた場合の幸福ペナルティ
- 交易路潰される
ラッシュかけたところですぐに幸福限界が来る。数都市飲み込んだところで科学のアドバンテージは殆どない。というか軍事傾倒した分むしろ遅れる。多数都市かかえて思想的に孤立とか不幸で死ぬ。どうするのが楽なんだろうな…
目新しい戦術って訳ではないですが、伝統で引き篭もりって飛行機でブッこむのはどうでしょうか。あの辺までくれば科学が鈍化しても殆ど関係ありません。さっさと飲み込んでしまえば思想ペナルティ食らうのは向こうです。
伝統引き篭もりなら石油が沸かなくても融通してもらる可能性も高いしな。しかし飛行機まで引き篭もって、そこから攻勢に出る必要はあるのか?世界の指導者になるなり宇宙船組み立てるなりした方が早いのではないか?
それは一理あります。しかし非戦伝統ではかわせない状況に当たる可能性があるのも事実です。レアケースですが肥大化してぶつける先がなくなった文明に潰されたなんてこともあります。少ないとはいえ負けの可能性を潰せるなら潰しておいた方がいいのでは?
確かに思い当たることが無い訳ではない。それでは伝統引き篭もりからの飛行機ラッシュをやってみるか!
ではここを世界統一の拠点とする。って森タイルがないではないか。
ケルトのUA「ドルイドの伝説」は未改善の森に都市が隣接しているとが貰えます。という訳で移動しましょう。
首都エディンバラ建造だ。銀3に毛皮といい立地だな。
砂漠タイルも多いため、砂漠の民間伝承やペトラも強力です。狙えそうなら狙っていきましょう。
6T:遺跡からを引いて社会制度「伝統」スタート
11T:パンテオン信仰「砂漠の民間伝承」(砂漠タイルより+1)取得
技術開発は上をガン無視して通貨を目指す。
ペトラ建てる気満々ですね。UAのおかげで陶器を研究しなくてもパンテオン信仰を達成できます。この辺はケルトの強みですね。
とりあえずダブリン・カーディフと都市を出した。ダブリンにはシナイ山(+2+6)とワインが、カーディフには香辛料と柑橘果実がある。
欲望丸出しの都市出してますね。首都と離れすぎて間に視界外タイルまであります。間違いなく蛮族が沸きますよ。
ギャーやめろおおおおおおおおおおお
剣士はまずいですよ!おかげでゴールドで購入した開拓者も暫く立ち往生です。
何とかトルーロを出して一次拡張完了だ。中々広々とした領土になったな。
広々しすぎて空白地帯だらけじゃないですか!これは後々まで蛮族に苦しめられそうです。
そして79T、ペトラの建造に成功したぞ!
運が良かったですね。
運はもちろんあるが、どの文明も首都でペトラを建造していないことは確認していた。80T前に建てれば衛星都市に取られる危険性はそれほど高くない。
伝統遺産厨の本領発揮ですね。都市の遺産建造中グラフィック覚えてるとか凄いのかアホなのかよく分かりません。
覚えてなくても1Tハンマー入れてみれば自分の都市に表示されたもので確認できるぞ。これで遺産ライフは数段快適になる。
宗教はこうなった。幸福系の信徒の証が取れたら中世ラッシュかけようとか思ってたが、そんなに甘くないか。
まあ引き篭もる分には悪くありません。変に攻め落とすより研究協定相手とした方が科学も進む訳ですし。
では特筆すべきことがないので巻いていくぞ。
ルネサンス時代には134Tにシスティーナ礼拝堂、160Tに南京の陶塔を建てた。工業化の開発から産業時代に入って、「石炭がないじゃないか!」って所まで来たぞ。
-システィーナ礼拝堂-
ラッシュは幸福問題が重大な影響を及ぼすので、社会制度や思想でカバーしなければならない。文化力はかなり重要になるのだ。
-南京の陶塔-
飛行機を早く研究するためのもの。友達は大事にして、後で裏切るのだ。
ここまでは非戦伝統の内政特化型と変わりませんね。
ここから研究ルートが変わる。まず「ブランデンブルク門」(と士官学校)目的で軍事学を目指す。
兵舎・武器庫・士官学校にブランデンブルク門があると最初から空中修理持ちの飛行ユニットを生産できる。この昇進の有無で行軍速度が段違いに変わるぞ。独裁の総力戦でも代用できるが、独裁には欲しい制度が多いのであまりやらない。
無償供給される大将軍で領土外の石油をちょろまかすこともできますね。自文明近くに沸かないと無理ですが、意外と助けられることが多いです。
次に生物学で石油を可視化させる。ちなみに生物学を開発しなくても他文明から石油を借りれば飛行機生産が可能だが…
長期ラッシュする場合はどうしても不安定になりますね。石油がある方向に侵略するのも難しいですし。でも「数都市飲み込んで終わり」的な軽いラッシュなら割と有効です。
では遺産建造タイムだ。182Tにブランデンブルグ門、189Tにビッグベンを建造した。
-ブランデンブルグ門-
供給される経験値は通常の訓練施設と変わらないが、これの有無が空中修復の有無に繋がるのは大きい。このレポを書くまでフランデンベルク門だと思っていた。
-ビッグベン-
独裁の「動員」、商業の「重商主義」、ビッグベンの三本で軍事ユニットが脅威の64%OFFセールとなる。生産するのが馬鹿らしくなるぐらいだ。
大将軍も大いに役立ったな。
石油に加えて象まで持ってきましたね。素晴らしい働きです。
空白地帯に石油が沸いたので都市出して取っておく。いくつ石油を持っているかは軍事力に直結するからな。
よくここまで誰も拡張してきませんでしたね。
バビロニアの開拓者が見えたが、都市国家の同盟国とバビロニアを戦争させたら捕まっていた。ツンドラや砂漠は石油が沸く可能性が高いので、余裕があれば潰しておくに越したことはない。
ひっどい戦術…
社会制度もラッシュ前に必要な部分は大よそ取り終わった。後は独裁の取得を進めていく。めぼしいのを取り終わったら保護貿易主義(幸福資源の+2)を目指す感じかな。
定価1090の爆撃機が390だ。安いよ安いよー!
資金は十分貯めているので、石油を改善次第に飛行機を購入していく。とりあえず最初は爆撃機をひたすら買い、他文明に飛行機が出回りだしたら爆撃機5:戦闘機1で揃えていく。
戦闘機は敵飛行ユニットの迎撃と、視界を確保する役割があります。相手に爆撃機がいないうちは騎兵で視界を確保しますが、向こうにも配備されると潰されることも多くなります。
では戦争前夜までで今回はここまで。次回から爆撃機でラッシュをかけていくぞ。
さて、大よそ爆撃機ラッシュの準備が完了した。どこに向かって攻めるかが問題であるな。
初戦は南西のバビロニア、南のスペイン、南東のインドネシアのいずれかになりますね。石油にもそこまで数が無いので、いきなりの多方面戦争はやりたくありません。
遺産的においしいのはインドネシアだ。しかし数少ない同盟国であるし、都市国家が敵に回るのも面倒だ。バビロニア→オランダ→スペイン→インドネシアと侵攻していくこととしよう。バビロニアに石油もあることだしな。
バビロニアとスペインが戦争中なので、スペインの外交感情もよくなるかも知れません。では早速宣戦布告を…
まあ待て、私に考えがある。
おお偉大なるバビロニアのネブカドネザルよ、汝の偉大なる力が必要なのだ。
我々もオランダの横暴は目に余ると考えていたところだ。引き受けようではないか。
我々も貴国と共に憎きバビロニアと戦いたいのだ。しかし手持ちが心もとなくてな…
幾許か援助はしようではないか。憎きバビロニアを倒すため共に戦おうぞ。
という訳でスペインから金をせびりつつバビロニア戦役の始まりだ。バビロニアはこれで三正面戦争になっている。
ひどい話だ…にしても攻めにくい地形ですね
エッフェル塔とプローラも建てたので幸福は万全だ。ではいくとするか。
-プローラ-
独裁の思想遺産で海沿い都市にしか建てられないが大量の幸福が貰える。独裁の選択は海沿い都市の有無も考慮が必要。
-エッフェル塔-
幸福と観光がでる制覇勝利の強い味方。
制覇プレイでは遺産は奪うものだと思うかもしれない。でも幸福がないと進軍が止まるし遠国に建てられると辛い。自分で建てるに越したことはないぞ。
攻めあぐねて酷く時間がかかったが、首都バビロニアを落として終戦した。賠償としてロッテルダムを手に入れたぞ。あとマラッカが凄い邪魔なので、ついでに攻め落としておく。
バビロニア領にあった石油で更なる飛行ユニットを手に入れました。これでもう恐れるものはありませんね。
そのままオランダ制圧。飛行機のない国では最早勝負にならんな。
しかし次のスペインは我が国に継ぐ強国です。飛行機も既に配備されているようなので油断なきよう。
しかし我々は既に20機近い飛行ユニットを有している。時間の問題でしかないな。
さらにレーダーの技術開発が完了し、文字通り爆撃機となった。これでスペインの命運も尽きたろうよ。
スペイン戦役終了!最早我々を止めることはできん!そのままインドネシアに侵攻するぞ!
もう全方面と戦争しても構わないのですが、地形的に順次落としていくしかありません。地道にいきましょう。
インドネシア滅亡からのモンゴルへ宣戦!それにしても幸福に陰りが見えないな。
保護貿易主義と独裁の力ですね。でもここまででも不幸の関係で足を止めることがあったので油断は禁物です。要らない都市を焼くか売れば早いですが、全然やりませんね。
首都だけ抑えていくのも味気ないからな。宣戦された時に都市が孤立していると面倒でもあるし。幸福に余裕があるうちは良しとしよう。
もう淡々と制圧してるぞ。モンゴルも大体陥落、残るはインカとヴェネチアだ。
地味に建造していたノイヴァンシュタイン城も完成しました。では更なる進軍を続けましょう!
-ノイヴァンシュタイン城-
防衛施設の「城」に幸福・文化・ゴールドが付く遺産。国境の防衛強化も採用し防衛施設も建てているので、凄く助かる。
インカにはこのまま東進、ヴェネチアには空母を送り込む。あと何か勘違いしてモンゴル首都カラコルムをスペインに売ってしまった。予想以上に長引いてもう夜明け前だから脳が…
寝るのは軟弱者だけです。
とりあえずヴェネチア制圧っと。しかしインカ方面は面倒なことになってきたぞ。
遂に対空砲が並び始めました。
対空砲は飛行ユニットに対する高いボーナスを持ち、対陸上ユニット昇進をフルに付けた爆撃機と互角に渡り合えます。
更にターンに一度空爆に対して迎撃する能力も持っています。これは爆撃機といえど全快でなければ落ちかねない威力です。
とりあえずマチュまで侵攻したがこれはきついな。対空砲を片付けるのに時間がかかるし、片付けた頃には次のが来る。一旦停戦するぞ。
停戦してる間にカラコルムはモンゴルが攻め落とし、更に我が国が攻め落としました。さて、残るは問題のインカですがいかがしましょうか。
停戦して対空砲も散ったようだから、電撃戦かけて物量で押すことも可能だ。しかしスマートではないのでこれに頼るとしよう。これでどれだけ対空砲が並ぼうと物の数ではない。
うわ、やっぱりこれですか。
綺麗…まるで銀河の片隅で瞬く、生まれたばかりの星みたいにキラキラしてる☆,。・:*:
その台詞を使うにはいささか笑えない状況ですね。核投下時にどっか巻き込んで宣戦されたような気もしますが、最早どうでもいいですね。
うわ…近寄りたくない色してる。
制圧しに行ってる騎馬隊とか絶対やばいですよね。
という訳で298ターン、制覇勝利だ。いやあ、疲れた。
おめでとうございます!制覇勝利はあまりしないので、クリア画像も新鮮に写りますね。
やっと終わった!もうすっごい疲れた!評価は文句なしのアウグストゥス級だ!
大理石の都を煉獄にした気がしなくもないですが、とりあえずお疲れ様です。正直石油が沸いたのは想定外でしたね。というか沸きすぎでした。
普段は戦争なしでは都市出しからの大将軍要塞でやっと奪取とかだからな。要塞のみとか都市出しのみで石油取れるのは出来すぎかもしれん。
石油が出なかったらどうするつもりでしたか?
スペインから石油を借りてバビロニアに侵攻して石油を確保、その後の侵攻は大体同じという感じになったかな。
だが本編でも述べたように石油レンタルラッシュは不安定だ。同じようにいったかは分からん。
今回の飛行機ラッシュの印象はどうですか。
石油を抜きにしても上手く行った感があるな。科学も文化もそれなりに出たし遺産も取れている。
今回は対空砲が出てきたのがラスト間近だから制覇まで行った。しかし進行次第ではスペインが対空砲を並べてくることだってあり得たのだ。そうなったら手仕舞いで科学勝利でも目指すことになるかな。
飛行機ラッシュも爆撃機出してれば何しても勝てるという訳ではないのですね。
それを勘定しても強力には違いない。思想で幸福に余裕が出る時期も相まって一番強力なラッシュだと思うぞ。
それでは今回はこの辺で。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました。