市民配置と専門家雇用

市民配置と専門家雇用

都市名の左端に書いてある数値は都市にいる市民の人口を示しています。 この市民たちをタイルや専門家スロットに配置することによって、そこから算出される出力を得ることができます。

デフォルトのままだとコンピュータの基準で適当に選んだタイルやスロットに配置されるのですが、都市詳細画面から自分で指定して配置することも可能です。 デフォルトは時々とんでもないクソタイル(砂漠香料とか)に配置されたり都市を成長させたいのに専門家スロットに配置されて成長が鈍ったりするので、できれば自分で管理した方がいいです。 しかしまあデフォルトでも大抵問題ないので、要所要所で外せない所は自分で配置するぐらいの認識でいいでしょう。

市民配置

都市の文化圏内かつ都市から3マス以内のタイルに市民を配置できます。 いくら都市に優秀な出力のタイルが沢山あっても、都市出力として加算されるのは市民を配置したタイルのみなので気をつけましょう。

当然ながら出力の高いタイルに配置すべきなので、もし未改善のタイルに市民配置されるほどタイル改善が追いついていなかったら労働者の増産を考えましょう。

なお複数の自都市の文化圏が重なるタイル位置の場合、配置できるのはどちらか1都市のみとなります。 どちらの都市のタイルにするかは都市画面から変更が可能なので、変更したい場合は都市詳細から操作しましょう。

専門家雇用

都市の建造物の中には「専門家スロット」を持つものがあります。 例えば大学には科学者スロットが2つ、工房には技術者スロットが1つ付いています。

都市の市民はこの専門家スロットに配置することもできます。 専門家スロットはタイルに比べると特定のパラメタに優れているのが特徴で、科学者スロットに配置すれば科学力、技術者スロットに配置すればハンマーを都市にもたらします。

専門家スロットの出力はタイルに比べるとやや物足りなさを感じる程度ですが、出力以外にも偉人ポイントを産出します。 偉人ポイントを貯めて偉人を排出すればゲームを有利に進めることができるので、特に勝利条件に対応した偉人を排出するスロットにはある程度配置しておきたいです。

また専門家スロットは合理主義の「政教分離」、思想・自由の「市民社会」と「普通選挙」、世界遺産「自由の女神」で出力が上がります。 全部揃えると結構洒落にならない出力になるのでフル配置でも問題なくなります。

どこにも配置しない場合は無生産市民になる

市民をタイルにも専門家スロットにも配置しない場合、その市民は「無生産市民」となります。 一見すると何も生み出さないニートのように聞こえますが、実はハンマーを1算出します。

なので他の出力を犠牲にしてでもハンマーが欲しい場合、無生産市民に留めるのも手だったりします。

どこに市民を配置すべきか

序盤~中盤に幸福に余裕があるうちは人口を伸ばすことを考えた方が良いので、食料を沢山算出するタイルに配置すると良いです。 市民が増えればそれだけ多くの市民をタイルや専門家スロットに配置できるようになりますからね。次いでも重要なパラメタです。

専門家スロットへの配置は都市の下支えをしている食料やハンマーを削る行為でもあるので、目いっぱい配置すると都市が伸びにくくなります。 勝利がある程度見えている状態ならそれでもいいですが、序盤~中盤のフル配置はあまり良い方法とは言えません。

ゲームが中~終盤に差し掛かると都市人口を伸ばしても勝利に寄与しない=食料の価値が少なくなるので、自由や合理主義を取っていなくても専門家雇用をした方が良い状況になってきます。 この辺はゲームの進行を見ながら見極めましょう。

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