傀儡と併合のメリット・デメリット
他文明や都市国家の都市を戦争や外交によって取得した場合「傀儡」「併合」「焼却」の中から都市の措置を選ぶことになります。 それぞれのメリットとデメリットをしっかり認識して最適な対応を選びましょう。
傀儡
メリット
- 社会制度に必要な文化量が増えない
- いつでも併合に切り替えられる
特に反乱中は併合してもできることがないので、併合する気でも最初は傀儡の方が良い - 国家遺産の建造に影響しない
- いちいち生産物を指定する必要がない(※大量に都市があると作業量が増えるので、操作が面倒なら傀儡にするのも手)
デメリット
- 都市の科学・文化力の25%が切り捨てられる
- 生産物の指定ができない
ゴールド、防衛に関する建造物が優先され、人口や科学の伸びは期待できない - 生産物の購入ができない
- 市民の管理がゴールド重視固定となる→大商人が輩出されやすい(大商人を好んで出したい人はあまりいないと思う)
所感
都市の研究力が低くなるのでビーカーは期待できず、場合によっては研究の足手まといにすらなります。 傀儡は社会制度のコストこそ増えませんが、取得が早くなるというよりは遅くならないという表現の方がしっくりきます。 しかし大量の傀儡都市を持つなら地味に効いてくるので、社会制度を積極的にとりたい場合は傀儡都市の方が都合が良い場面もあるでしょう。
裁判所を購入する余力がない時に不幸を抑えるためや、戦争時に橋頭堡として確保しておきたい場合に使いましょう。
あとは都市が増えすぎて生産物指定が面倒な時にサボる用に良いです。
併合
メリット
- 通常の都市と同じように使える
デメリット
- 裁判所を建てないと余分に不幸が発生する
裁判所は維持費4と、かなり金がかかる部類 - 併合都市を傀儡都市には戻せない
所感
裁判所さえ建てれば損はないので、都市は基本的に併合してしまった方が良いです。 ただし立て直すまで不幸は出るし立て直しに使うハンマーやゴールドも馬鹿にならないので、余裕がない状況下で併合するのは苦しい場合もあります。 併合タイミングの見極めが重要になるでしょう。
焼却
メリット
- 都市占領後に即焼却した場合のみ研究・文化コストが変動しない
(※併合した都市を焼却した場合はコストが増える)
デメリット
- 完全に焼却する場合、折角都市を占領したのに旨みが少ない
- 反乱が終わり生産物の指定が始まると、国家遺産条件の対象都市になってしまう
所感
不要な都市は即焼却してしまうのが話が早いです。 なお燃え尽きる前に施設を売却しておけば、少しは財政の足しになります。
また占領した都市を他文明に売却する予定の場合、傀儡や併合では研究・社会制度の取得コストが上がるので焼却を選びましょう。