クリスティーナでGSを非戦外交勝利
拡張第二段「GATHERING STORM」が発売となりました。外交勝利が追加されたので、とりあえず初レポは外交勝利を目指します。
使用するのはGS追加文明のスウェーデンのクリスティーナさんです。
スウェーデンはUAノーベル賞により、偉人を出すごとに外交的支持が50貰えます。それで外交的支持をかき集め、世界会議で有利に立ち回れるのが特徴です。
外交勝利は「外交による勝利ポイント」を10集めることで勝利となります。そのほとんどを世界会議で集めることになるので、外交的支持の多寡が勝利に直結します。スウェーデンは無理せず大量の外交的支持を集められるので、外交勝利向き文明と言えるでしょう。
普通にプレイしているだけで外交的支持に困ることはまずないので、他の文明に比べて惜しみなく使うことができます。外交勝利に近づいた時に他文明が結託して妨害してくるのすらも、大量の外交的支持でゴリ押しできる可能性があるのがスウェーデンの強味です。
本プレイは以下の感じの方針でやってます。戦略はRaFまでと細かい所は変わりますが、大元の部分は大して変わりないって印象ですね。
- とりあえず都市増やす
- 商業ハブ建てて国内交易に励む
- キャンパスと劇場広場を作って建造物は良い感じに建てる
- 世界会議で適当に外交勝利ポイントを集めつつ、技術「海上都市」社会制度「地球温暖化対策」を残り1Tまで進める
- 外交勝利ポイント6P貯めたら世界会議に全ツッパして、上の技術と社会制度取って勝利
ノーベル賞は大技術者ポイントにも影響がありますが、外交勝利を目指す分には劇場広場の方が良いでしょう。ある程度文化が地球温暖化対策に必要ですし、大技術者よりも文化偉人3種の方が偉人総数は上になります。
それではスウェーデン外交勝利のはじまりはじまり~
初期位置にそのまま首都を建設します。高級資源は砂糖ですね。畜産か採鉱で改善できる方が良かったのですが。
下方向が海なので蛮族の心配は低めですね。探索は戦士一人に任せて、まずは周辺に何があるかを調べましょう。
陸のど真ん中なら蛮族の危険が高いので初手戦士の戦士二体体制にしています。今回のように片方が水タイルなら、戦士1体でいいやって感じです。
30T過ぎても誰にも遭遇しないんですけど…
これまさか孤島では…?
侵攻先がないのはまだしも、資源の売却先すらないのは金銭的に困りますね。
周辺の探索が大よそ終わりました。左上方向にエジプトのクレオパトラがいたので孤島ではないようです。しかし他は都市国家ばかりで文明が見当たりません。
エジプトは攻めにくそうな上、もうターン的にマリチャリが出てくる頃です。幸い拡張先には困らなそうなので、ここは自力拡張すべきでしょうか。
本プレイは非戦になっていますが、非戦の方が有利なんてことはありません。丁度良い侵攻先がないから仕方なく非戦しています。
仕方ないので内政に精を出しましょう。とりあえずはマグナス伐採祭りからでしょうか。
相変わらずマグナスの先駆者による伐採ブーストは強力です。内政を大いに助けてくれることでしょう。
マグナスの伐採補正はRaF発売時の半分になりましたが、それでも強力な補正です。そもそも伐採が強力だからマグナスどうこう以前の問題ですね。
自力拡張を大いに助けてくれるのは政府複合施設区域の「祖廟」です。開拓者の生産力が上がるのに加えて、新都市に無償の労働者が供給されます。
加えて政策「植民地化」による生産ブーストもあります。これらで自力拡張を加速させましょう。
更にマグナスの「備蓄」により、開拓者作成時に人口が減りません。自力拡張ではこの三本柱で都市を増やしていくと良いと思います。
お、世界会議が始まったようですね。うちは知らない人ばっかりですが。
いずれかの文明が全文明と遭遇すると世界会議が始まります。以降は30T毎に開催され、時代に対応した議題が出されることとなります。議題はランダム要素が強く、その内容は様々です。
決議にはA案とB案があり、多くの票を集めた案が通ります。更に案の中で最も多くの票を集めた文明に効果が適用されるって感じです。
基本は1文明1票ですが、外交的支持を使うことで大量に票を入れることもできます。どうでも良い話には1票、通したい・否決したい議題には大量票が基本です。
今回はどうでも良いものばかりなので、外交的支持なしで投票できる1票のみ入れておきます。
第一回世界会議の結果はこのようになりました。都心の建築物の+100%に、スウェーデンが建てた区域の文化爆弾化ですね。
しばらくはどうでも良い内容ばかりですね。時代が進むと外交勝利ポイントが議題に出されるようになるので、そこから本気を出しましょう。
117Tに都市出し完了、都市数は13ですかね。やっぱり戦争して増やす場合と比べると、時間がかかる上に都市数も少なくなります。
外交勝利であれば科学や文化が大量にあってもあまり意味はないので、これぐらいで十分でしょう。都市国家も他文明に狙われない位置に沢山あるので、過剰なぐらいかもしれません。
UB女王の図書館も建てておきます。文化系偉人3種の傑作スロットを備え、毎ターン偉人ポイントが貰える建造物です。
多都市戦略であれば効果は薄いですが、10都市そこそこの本プレイではそれなりの効果でしょう。終盤まで持て余しがちになる傑作音楽のスロットがあるのも良いですね。
自然遺産「イキル」隣接の都市があるので、折角だから紫禁城を建ててみました。イキルには遺産の生産力を5割増しにする効果があります。
それほど必要な遺産はありませんが、あって困るものでもないでしょう。
ノーベル賞による外交的支持のため、偉人は片っ端から採用していきます。効果は割とどうでも良いです。
外交勝利に直接干渉するような偉人はいないので、偉人の必要性は状況に応じて変わります。今回はどのパラメタも十分なので、偉人効果の必要はあまりないですね。
160Tにようやく全文明と遭遇しました。近場にいる四文明とは全て友好宣言しているので状況は安定していますね。
とりあえずは隣接文明であるエジプトとの関係だけ気を付ければ問題なさそうです。その上でなるべく他文明に不満を貯めないように立ち回りましょう。
各指導者のアジェンダと現在感情は外交画面から確認可能です。なるべくマイナスにならないよう心掛けて外交感情を操りましょう。
余裕があれば外交的支持を取引で集めておきましょう。ゲームが進むと(外交勝利が近づくと?)売ってくれなくなります。
スウェーデンには必要ないのであまり集めていませんが、外交的支持に特性のない文明ならある程度集めておきましょう。クリティカルな議題に対する保険として、ある程度はあった方が良いです。
ノーベル賞の特性により、産業時代以降の世界会議では特別なコンペであるノーベル○○賞が始まります。「ノーベル平和賞」「ノーベル文学賞」「ノーベル物理学賞」の3種からランダムですかね。
平和賞は平和的な文明、物理学賞は科学力に優れた文明、文学賞は文化偉人ポイントを沢山出した文明に贈られます。どれもトップは我がスウェーデンなので、どれが来ても受賞はスウェーデンですね。
自分で自分を表彰することになりますが、何かモヤモヤしたものを感じますね。
あ、どの文明の都市だったかは知りませんが、自由都市が反乱してうちに入りたいと言っているようです。真面目に画面見ないでターン送りしてたので経緯は分かりませんが、とりあえず迎え入れましょう。
増えて困るものではないですからね。丁度海沿い都市のようですし、港を作って自由の女神でも建造しましょうか。
さて、時代は近代となりました。外交勝利への世界会議はここからが本番ですね。
ここからの世界会議では外交による勝利ポイントのやり取りに関する議題が出てきます。「選ばれたプレイヤーが+2P」もしくは「選ばれたプレイヤーが-1P」ですね。
外交勝利に近づくまでは各文明は大体「自分に+2P」に入れてきます。しかし7~8P集めた外交勝利目前の文明が出てくると、皆で「外交勝利目前の文明に-1P」に入れてきます。だから単純にポイントを積み重ねれば良いってものでもないみたいですね。
つまりまず外交による勝利ポイントを6P集め、そこから一気に4P詰めてしまうのが良いと思われます。だから世界会議以外に2P集める手段を用意しておくと良いでしょう。
今回はそれを技術「海上都市」社会制度「地球温暖化対策」で賄います。これらは外交による勝利ポイントを+1する効果があるので、残り1Tまで進めた上で最後の世界会議とタイミングを合わせる感じですね。
第一回の結果は4票入れたうちの勝利でした。ゲームが進行するごとに必要票数も増える傾向にあるので、その辺は見極めが大事です。
ノーベル平和章は当然うちが受賞しました。次はノーベル物理学賞ですが、どうせ受賞するのはうちです。そしてノーベル文学賞であっても、間違いなく受賞するのはうちです。
スウェーデン使用時は平和・科学・文化の三本を心がけるとノーベル賞で負けないことは覚えておいた方が良いかもしれません。それを思えば非戦も悪くないのかもしれません。
あ、自由の女神が他文明に取られたようです。流石に悠々とし過ぎでしたね。
科学・文化十分な現在は、まあなくても問題ないでしょう。真面目に狙うなら首都に建てるべきでしたね。
モンテスマがうちの同盟先と戦争を始めて、うちとも開戦になりました。同盟には防衛協定もあるから、無駄に多用すべきではないかもしれませんね。
同盟は状況次第で優れた力を発揮しますが、現状うちが同盟する意味はほとんどありません。開戦リスク回避のために安易な同盟は避けるべきでしょうね。
モンテスマとは大した争いにならず、キャラベルを二隻沈めて10T後に和平しました。
もう特にこれと言ったイベントはなく、外交への勝利ポイントやノーベル賞受賞しつつ淡々とターン送りしました。現在294Tで外交への勝利ポイント6P、次ターンに世界会議を控えています。それでは温存していた海上都市と地球温暖化対策を進めてしまいましょう。
この2つの取得は本来は世界会議の結果を見てからにすべきです。しかし外交的支持が2600ある今回は負けることはまずないでしょう。
そんなに頭を使うこともないので、この辺りは動画見ながら適当にプレイしていました。この間に何をしたか自分でもよく覚えていませんが、大したことはしていないです。
では世界会議で外交による勝利決議でスウェーデンにブッコみましょう。外交的支持を2350Pぶち込んでの23票なので、余程共謀されない限りは余裕で勝利するはずです。
6Pで共謀されることはまずないはずなので、恐らくはこのまま外交勝利となるでしょう。
予想通り外交勝利できたようです。序盤から終盤まで、特に危うい状況もないまま終わりましたね。
モンテスマとの戦争もありましたが、以降は全文明と友好宣言して外交も安定していました。ゴールドもだだ余りしましたが、特に使うこともありませんでしたね。
ちなみに最終投票はこのような結果となっています。各文明とも各々自文明に投票し、うちの23票の次点は8票のラウタロだったようです。
外交的支持1500ポイントぐらいは余剰だったでしょうか。今回は色々と余裕を残しての勝利だったので、もっとシビアな状況でもこんな感じでクリアできると思います。
本ゲームでは科学都市国家×2と商業都市国家×1の宗主国となっていました。科学力には大分余剰がありましたが、都市国家がなければどうだったでしょうね?多分足りたと思うんですが。
はい、そんな訳で295T外交勝利、スコアはイワン雷帝でした。
外交勝利は世界会議が4回前後必要になる関係上、クリアターンを縮めるのは中々難しそうですね。逆に各種パラメタは外交的支持以外はそれほど必要ないので、小さくまとまった文明向きと言えるでしょう。
まだそんなにプレイした訳ではないので理解していない部分もありますが、どんなに早くても現代から90Tはかかるはずですからね。
早クリアはやはり制覇勝利になるでしょうか?操作が面倒なことを除けばメリットだらけですね。
科学勝利と文化勝利がRaFに比べて実質後ろに倒れたので、制覇もしくは宗教が早そうです。まあ早クリアはターンアタック勢にお任せします。 それでは今回はこのへんで。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました。