技術開発の基本的な順序
本作ではウェブツリーが採用され、最も終端の技術ですら前提技術は4つしかありません。 旧作で右端の技術を開発するには40~50個は前提技術があった事を考えると驚異的な少なさです。
ある程度戦略や方向性が分かっていれば臨機応変に取りやすい反面、ゲームに慣れていないと何を取っていいんだか全く分からないでしょう。 なので基本的な動きをする際の開発順序をここに書いておきます。
まず先駆者
コロニストを作れる先駆者は最優先で開発しましょう。 特に最初の前哨地は作ると兵士または哨戒艇が貰えるので、早めに作って損はありません。 エクスプローラー×3→コロニストの流れでいいぐらいです。
エクスプローラーを沢山出す場合は1都市ではユニット数制限に引っかかり生産力が落ちるので特に2都市目は急ぎたいですね。 そうでなくとも早めに出しておくに越した事はないでしょう。
居住区から派生している枝技術を取る
内円の技術は研究コストが安い上に優秀なユニットや建造物が多いです。一通り先に取った方が間違いがないでしょう。 ただし戦略や状況によってはアフィ二ティー経験値が貰える葉技術やコンピューティングを優先する事もあるので絶対と言う訳ではありませんが。
化学
ハンマーアップのリサイクラーが解禁され、石油の表示・改善の解禁も嬉しいです。 研究所も優秀な出力を持っていますが、これを建てる優先度はやや遅めでしょうか。
工学
チタンが見えるようになります。 チタンはタイル出力が+5と凄まじく優秀なタイル出力なので、早めに都市に取り込めれば生産がかなり捗ります。 特に首都圏内に沸けば一気に生産が加速すので、早めに表示させておきたいですね。
遺伝子学
細胞ナーサリーはクエストでが増える優秀な建造物です。 これも早めに建てておきたいですね。
物理学
レンジャーは遠隔攻撃が可能な陸上ユニットで平たく言えば弓兵です。 陸上戦力が必要な場合はレンジャーは攻防ともに貴重な攻城戦力となるので、早めに何体か出しておきたいですね。 特にアフィニティーLv2未満で制作すればコストが安いので、早めの戦争を仕掛ける場合には特に優先度が高いでしょう。
生態学
超音波フェンスのクエストで交易ユニットがエイリアンに襲われなくなります。交易ユニットが襲われそうな立地なら早めに立てた方がいいでしょう。
またワーカーが瘴気を排除できるようになりますが、瘴気排除には相応の時間がかかります。よほど瘴気まみれでない限りはタイル改善を優先したいですね。
基礎技術の中では優先度は低めでしょうか。
中盤に取る技術
コンピューティング
建てると諜報員が3体を貰える「諜報局」が解禁されるので、諜報員を活用する気なら早めに研究したいですね。 特に諜報員特性のあるARCやチュンスなら優先的に目指す技術と言えます。
特にARCの場合は貨物に研究所を指定して直で目指したいぐらいの建造物です。 まあ他の勢力ならそこまで急ぐ必要はないかもしれません。
弾道学orエイリアン生物形態or電力システム
アフィニティー経験値は枝技術が7XPに対して葉技術は20XP貰えます。 そしてこの3技術は葉技術の中で研究コストが最も安い技術であり、いずれかを開発すればアフィニティーLvが最低2まで上がります。
アフィニティーレベルが低すぎて不安な場合やラッシュをかけたい場合は早めに目指してもいいかもしれませんね。 アフィニティーレベルが2あれば兵士・レンジャー・哨戒艇・戦闘艇がティアⅠとなります。
ゲーム開始後に直接この技術を目指し、ティアⅠユニットでラッシュをかけて戦利品として基礎技術を強奪するのもいいかもしれません。
遺伝子設計
遺伝子菜園が優秀です。しかし建造条件が純潔Lv2なので、レベルが足りなければ先に弾道学でも研究しましょう。
ゼノマス資源に恵まれていればエイリアン科学
ゼノナーサリーが優秀ですが建設にはゼノマス資源改善と調和Lv2が必要です。 ゼノマス資源を取り込んだ都市が多ければ効果が高いので、その場合は優先度が高いですかね。
フィラクサイト資源に恵まれていればロボット工学→認知
認知にはフィラクサイト資源活用が条件の優秀な建造物が2つあります。 フィラクサイト資源が沢山あれば至高を伸ばしてロボット工学で改善して認知を目指しましょう。
その他アフィニティー経験値を貰える技術全般
アフィニティー勝利を目指す場合、勝利条件上の技術を真っ直ぐ研究してもレベル不足になるでしょう。 メインアフィニティーを意識して少ないコストでアフィニティー経験値が貰える技術を中心に開発していきましょう。
なお技術開発で貰えるアフィニティー経験値は、枝技術は7XPで葉技術は20XPなので、軽い葉技術を目指していくといいでしょう。
制圧勝利の場合はラッシュユニットの強化を意識して技術開発しましょう。 ティアⅢユニットは単一アフィニティを伸ばすより複数を伸ばす方が簡単です。 まずは兵士・レンジャー・哨戒艇・戦闘艇の最終形態となるアフィニティー2つのLv7を目指しましょう。
バイオニクス
研究機関はクエストで無償の技術が貰えるため、一番重い技術の解禁に合わせて建ててクエストが発生すれば効率的に技術研究を終わらせられます。 しかしきっちり合わせても中々クエストが発効されないこともあるので、その場合は仕方なく自分で研究しましょう。
勝利条件に向けた技術
制圧勝利
ある程度まではユニットをUGするためにアフィニティーレベルが早く上がるよう技術開発を行います。 それ以降は強力なユニットが解禁されるる技術を取っていけばいいでしょう。
戦争によって技術を強奪する事もできるので、勝ち続けている間は自分で研究する必要は殆どありません。
未知との接触
軌道オートメーションと超越数学のいずれかまたは両方を目指しましょう。
この勝利条件にはアフィニティーレベルが必要ないので、前述の「中盤に取る技術」を研究する必要は一切ありません。
軍事ユニットの強化は必須技術の研究後に考えればいいでしょう。
約束の地
軌道ネットワーク→ナノテクノロジー(→民間サポート)
地球人入植者は移動力がないので、あらかじめ道路やマグレールを予定地まで引いておくとスムーズに入植できます。 マグレールまで引きたい場合は民間サポートも開発しましょう。
解放
軌道ネットワーク→ハイパーコンピューティング(→神経アップロード)
勝利条件の達成には強力なユニットを送った方が早いので、解放ゲートを作っている間に神経アップロードを開発してANGELを解禁しておきましょう。
超越
遺伝子組み換え・群知能(・エイリアン倫理)→ナノロボット工学
マインドフラワー建設から勝利ターンまでのカウントはゼノ庇護区とマインドフラワーの建設数により縮める事ができます。 2つの建造物はエイリアン倫理で解禁されますが、建造に結構時間がかかるのでナノロボット工学よりも先に取った方が良いでしょう。
残りの技術は何なんだ…
真っ直ぐ勝利に向かった場合、全体の3割~4割程度の技術を開発すれば十分勝利条件を満たせます。 残りの技術は少なくとも積極的に開発するようなものではなく、その存在価値には疑問符が浮かびます。
遺跡から全くアフィニティーアップを引けなかった場合はアフィニティー勝利を目指す場合は結構技術開発が必要になりますが、そうなったら普通は未知との遭遇か制圧に方針を変えると思います。 うーん…